【体験談】花粉症にはビタミンDが効果大です【花粉症は治る】

花粉症の人「とにかく鼻がつらい、鼻水が蛇口の水みたいに延々と出てくる。なんだか、鼻もかみすぎて、しんどすぎる・・・」

 

 

本記事では、そんな人のために対症療法の薬でなく、根本的に花粉症を治す方法を教えます。

本記事の内容
  • 花粉症は治ります
  • ビタミンDとは?
  • ビタミンDの役割
  • 体内のビタミンDを増やすための2つの方法【日光と食事】
  • どのくらいビタミンDを摂ればいいの?

ちなみに、この記事を書いている僕は、以前はひどい花粉症に悩まされていました。

しかし、ビタミンDが含まれる食品を意識して食べることによって、花粉症の症状を激減させることができました。

僕自身、病院で働いている現役の医療従事者です。

そんな立場上、非常にいいにくいですが病院に行く必要も薬を飲む必要も一切ありません。

はっきりいって、お金と時間の無駄です。

花粉症の薬は、ただ症状を和らげてるだけで、ただの気休めにしかなりません。

いや、副作用(眠気や集中力低下など)があるぶん、できるだけ飲まないほうがいいです。

そんな副作用もある花粉症の薬を、3月から4月になるたびに、毎回つづけるのって正直馬鹿らしいです。

もし、花粉症が辛くて悩んでるっていう人にとって、この記事は一見の価値があると思います。

1.花粉症は治ります

上記のとおり、花粉症とはアレルギーの一つです。

アレルギーとは

私たちの身体には自分の身体と違う成分である「細菌、ウイルス、食べ物、ダニ、花粉など」が入ってきた場合、これを異物と認識して攻撃し排除する仕組みがあります。これを「免疫」と呼びます。
そして、アレルギーも免疫のうちの一つなんですが、これら異物(特に身体にとって有害性の低いもの(花粉、食べ物、ホコリなど))に対して過剰に免疫反応を起こしてしまい自分自身の身体を傷つけてしまう場合があります。そのときを「アレルギー」といいます。

そして、アレルギーが起きるかどうかは、その人の食生活や睡眠などの日々のライフスタイルに大きく影響されます。

しっかり身体を休ませてるときは、風邪とか引きにくいですよね?

アレルギーも免疫反応の一種なので、同じことです。

ようするうに、身体を元気にして、免疫反応を正常に治す。そうしてアレルギー体質を改善することが、唯一花粉症を治す方法だということです。

この記事では実際に僕が花粉症を治した方法を紹介しようと思います。

もちろん個人差があるので効果がでるという保証はできません。

しかし多くの人が効果があったといっている方法なので、試してみる価値は十分あると思います。

2.ビタミンDがとにかく大事

ビタミンDは花粉症を治すための最強の武器です。

2-1.ビタミンDとは?

ビタミンDについて、以下にまとめました。

ビタミンDとは
  • 脂に溶けやすい脂溶性ビタミンの一つです。
  • もともとビタミンDは6種類あります。このうち、人間にとって重要なビタミンはビタミンD2とビタミンD3です。
  • ビタミンD2は、キノコ類に含まれています。
  • ビタミンD3は、魚や卵などの動物性食品に含まれています。
  • ビタミンD2とビタミンD3の働きは基本的に同じといわれています。
  • ビタミンD3は日光に当たることで皮膚からつくることもできます。
  • ビタミンDは、肝臓と腎臓で活性化されます。

2-2.ビタミンDの役割

ビタミンDの役割は、以下のとおりです。

ビタミンDの役割
  • 役割①:骨や歯の形成を促進
  • 役割②:免疫力を上げる

役割①:骨や歯の形成を促進

一番有名なビタミンDの役割は、腸からのカルシウムの吸収よくすることです。

同時にビタミンDは、骨にも直接作用して、丈夫な骨をつくっています。

もしビタミンDが不足してしまうと、骨がうまくつくらなくなります。

ビタミンDが不足してしまうと・・・
  1. 骨がもろくなる
  2. 骨が曲がりやすくなる
  3. 骨折しやすくなる
このような役割がビタミンDにはあるので、骨のビタミンとして知られています。
関連ニュース
ビタミンDが不足して起こる「くる病」が、乳幼児に増加しているとのことです。
>>NIKKEI STYLE 「くる病」乳幼児に増加 ビタミンD欠乏が原因
くる病(骨軟化症)とは、骨の成長に必要なビタミンD、カルシウム、リンが不足することによって起こる骨の病気です。この病気になると、骨をうまくつくることができなくなり、骨が曲がったり、柔らかくなったり、骨折しやすくなります。

役割②:免疫力を上げる

上記のように、ビタミンDは長い間、「骨のビタミン」として知られていました。

しかし近年ではビタミンDの役割は他にもあることがわかっています。

この25年で、ビタミンD研究は大きく変わった。その効用が骨の形成だけにとどまらないことがわかってきたのだ。ビタミンDが強力な抗がん作用をもつこと、また、免疫応答の重要な調節因子として働いていることを示す証拠が数多く見つかっている。

引用:日経サイエンス 2008年1月号「ビタミンDの多彩な効用 がんや感染症にも」

その後、さまざまな研究によって、ビタミンDには、脳や心臓、腸、血管、筋肉など全身のいたるところの細胞に直接働きかけるホルモンのような働きがあり、生命機能に欠かせない栄養素であることがわかってきたのです。とりわけ免疫に関しては、重要な役割を担っています。まるで特効薬のようにアレルギー症状を鎮める作用のあることが次々と明らかになっています。

引用:花粉症は1週間で治る!

日本でこれほど多くの人が花粉症に悩んでいる大きな原因の1つは、ビタミンD不足にあると私は確信しています。実際、花粉症の患者さんにビタミンDをきちんととってもらうと、劇的に改善することが多いのです。

引用:花粉症は1週間で治る!

このようにビタミンDは「免疫」にも大きく関わってることがわかってきました。

3.ビタミンDを増やすための方法

身体の中のビタミンDを増やす方法は2つあります。

ビタミンDを増やす方法
  • 方法①:日光を浴びて、皮膚からつくる
  • 方法②:ビタミンDの含む食品からとる

方法①:日光を浴びて、皮膚からつくる

多くの臨床家が、日光浴をして紫外線を1日15分も浴びていれば自分の皮膚でビタミンD3が合成できることを声高に言います。決して間違いではありません。確かに肌の露出率とビタミンD3の合成量が比例するという報告もあります。ただここには補足するべき事項があり、紫外線なら何でもイイというわけではありません。ビタミンD3を合成してくれるのは紫外線のB波(UVB)と呼ばれる紫外線です。
~中略~
しかし、マンションだけでなく戸建ての一般家庭の窓ガラスは紫外線のB波の大部分を透過させないガラスで、逆に合成されたビタミンD3を破壊する可能性が高い紫外線A波を透過させることが少なくありません。

一部引用:臨床栄養士のひとり言「第1282回 再びビタミンDについて その1」

ようするに、日光を浴びることで皮膚からビタミンD3をつくることができるんですが、注意点として窓ガラスは開けて、直接日光を浴びる必要がありますよということです。

現代の日本人はビタミンDが一般的に不足しているといわれています。日光を浴びる量にそこまで個人差があるとも思えないので、日光だけで身体に十分なビタミンDが補給できるかというと、厳しいと個人的には思います。

ですから食事からもビタミンDを補給することが大事だと考えます。

方法②:ビタミンDを含む食品を食べる

食品に関しては、ビタミンDが含まれているものと、含まれていないものとがはっきりと分かれています。

ビタミンDが含まれている食品として、以下のものがあります。

ビタミンDが含まれている食品
イクラ、スジコ、ウナギ、サンマ、イワシ、シシャモ、干しシイタケ、キクラゲ

ごらんのとおり、欧米化した現代人の私たちの食生活とは馴染みの薄いものばかりですので、ビタミンDは意識してないと十分にとれない栄養素です。

現代人に花粉症が多いのもこれで納得がいきます。

4.どのくらいビタミンDをとればいいの?

4-1.厚生労働省によるビタミンDの1日の摂取量の目安

厚生労働省によるビタミンDの1日の摂取量の目安は、年齢性別問わず5.5μg、国際単位では220IUです。

ただし、ビタミンDの役割についてはまだ十分に分かっておらず、1日あたりの必要量も従来言われてきた量よりもはるかに多いのではといわれています。

4-2.おすすめのビタミンDの摂取量は、厚生労働省基準の約10倍!

同時に、ビタミンDがその優れた効果を最大限に発揮できるのは、血中に相当量が存在する場合であることもわかってきた。

引用:日経サイエンス 2008年1月号「ビタミンDの多彩な効用 がんや感染症にも」

この日経サイエンスの記事を読んでもらうのがいいんですが、どうやらビタミンDは多めにとっとかないと効果が十分に出ないようです。

また、花粉症は1週間で治る!の著者である溝口徹先生も多く摂ることをすすめています。

溝口先生の場合、1日2000IUが、まったく安全でしかも効果をきちんと得られる量として、推奨量として本書で紹介しています。

これは厚生労働省の約10倍の量です。グラムでいうと、約55μgということになります。

ちなみに、僕が個人的にスーパーとかで手に入れやすいとおもった「紅鮭」は、100gあたり、ビタミンDが33μg含まれています。

だいたい鮭一切れの重さが70gくらいなので、二切れ食べればちょうどいいくらいのビタミンDがとれます。

おわりに

今回は、僕が花粉症を治した方法を伝授しました。

もちろん僕がやっていることはこれだけではありませんが、特に花粉症に効果があるということにおいては、ビタミンDが一番効果的でした。

だいたい紅鮭を食べ始めてから1週間ほどで花粉症の症状が軽減してきました。

もし、ビタミンDをしっかりとっても花粉症が良くならないという人は、根本的に食生活がマズイ可能性が高いのでファーストフードやお菓子なんかは辞めて、野菜・肉中心の食生活を試してみてください。

食事内容の根本的な見直しが、アレルギー体質を変えるだけでなく、日々のパフォーマンス向上に大きく関わってくるのは間違いありません。

それでは今回は以上です。

参考にした本

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