完全無欠コーヒーの作り方とその効果についてまとめてみた~シリコンバレー式 自分を変える最強の食事~

こんにちは、現役医療従事者のとってぃです。

自身の食生活でほんとうに参考にさせていただいている、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という健康本に登場する、
「完全無欠コーヒー」なるものがあります。簡単に言うとホットコーヒーに脂肪を加えてよく混ぜ合わせたものです。

効果を簡単に説明すると、朝からパフォーマンスを最大限に上げて、さらに健康上のいろんなメリットを受けることができます。

実際僕の場合は、朝に一杯の完全無欠コーヒーを飲めば、少なくとも午前中はお腹が空きませんし、普通の朝食をとってたときよりも午前中のパフォーマンスは間違いなく上がりました。
今でも毎朝必ず欠かせないものとしてこの完全無欠コーヒーを飲んでいます。

 

 

そこで今回は、僕自身大好きな「完全無欠コーヒーの作り方と効果」をまとめてみました。

 

1.完全無欠コーヒーとは

 

そもそも完全無欠コーヒーとは、完全無欠ダイエット(「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事法」の中にでてくるプログラムのこと)の中で特に重要度の高い飲み物で、「コーヒーと脂肪をミックスした驚異の飲み物」として紹介されています。

 

2.完全無欠コーヒーの作り方

 

作り方はいたって簡単で、

熱々のコーヒー に MCTオイル(大さじ1~2杯) と ギー(もしくは良質な無塩バター)(大さじ1~2杯)

を加えて、十分に混ぜ合わせるだけです。

 

 

3.完全無欠コーヒーの役割

 

3.1 完全無欠ダイエットでは「半日断食」を推奨。その時に完全無欠コーヒーが必要

そもそも断食ってなんなの?っていうと

断食とは、一定の期間、全ての食物あるいは特定の食物の摂取を断つ宗教的行為である。

参照:Wikipedia 「断食」の項目

まぁそのまんまですよね。本来断食とは、少なくとも3日以上行うんだそうです。

 

しかしこれはめちゃくちゃ大変。

 

ということでこれに代わるものとして、「一日断食」「半日断食」があります。
これでも十分に断食の健康上のメリットを得ることができて、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」では、「半日断食」を採用しています。
ちなみに半日断食には、朝食を抜くとか、夕食を抜くとかいろいろなやり方があります。

 

 

3.2 ここでいったん「断食」のメリットを紹介しておきます

 

断食のメリットとして。

  • 代謝を上げる
  • 集中力が増す
  • 便秘を解消
  • 筋肉をつける
  • 身体の回復力を高める
  • 脂肪を燃やして痩せる
  • がんの予防
  • 神経の可塑性と発生を高める(脳の成長と進化を容易にする)

などなど、断食をすることで素晴らしい恩恵を受けることができます。

 

3.3 通常の断食はきつすぎる。半日断食でも十分きつい。

 

本来断食とは、少なくとも3日以上行うものです。

しかし毎日仕事をしている私たちが3日以上の断食を行うことは、現実的にほぼ不可能だと思います。

そこで世間一般的におすすめされているものが半日断食です。最も一番簡単で、安全で、日常生活を送りながら行うことができます。

一般的な半日断食のやり方は朝食を抜き、18時間以上は食べないこと」です。(「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」でもこれとだいたい同じやり方です)
例えば、前日の夕食が午後8時に終わったら、翌日の昼食は14時ということになります。

でもこの方法でも十分きつい。フルタイムのサラリーマンにとっては業務の折り返しの時間帯でちょうどエネルギー切れを起こしてしまい、なかなか実践するのが難しいです。

 

そんなきつい半日断食を楽にしてなおかつ効果を高めるのが便利な飲み物が「完全無欠コーヒー」です。

 

3.4 きつい半日断食を楽にしつつ、その効果を高めるものが「完全無欠コーヒー」

 

断食には様々なメリットがあるんですが、3日の断食なんて普通の生活をしている私たちにはきつすぎる。それをゆるくした半日断食でも十分にきつい。とてもじゃないが毎日続けることができない・・・。

そこで十分にきつい半日断食でも続けやすくするために、著者が開発したものが「完全無欠コーヒー」というわけです。

 

4.完全無欠コーヒーの効果

 

4.1 完全無欠コーヒーを使った半日断食

 

朝に完全無欠コーヒーを飲めば、空腹感や食欲を抑えつつ、体にエネルギーを補給します。なおかつ「断食」の状態を維持することができると本書では説明されています。

脂肪を食べても、タンパク質や炭水化物や糖とともに食べなければ、体はそれを食事とは認識しないので、完全無欠コーヒーを朝食代わりに飲めば、断食モードを保ちがながら空腹感がやわらぎ、たくさんのメリットが得られる。

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」p134

朝一杯の完全無欠コーヒーを加えて断続的ファスティングをやってみたところ、結果は驚くべきものだった。いつもの断続的ファスティングのときよりも速く減量でき、筋肉がつき、まったく空腹も疲れも感じなかった。コーヒーに加えた脂肪が体にこよない満足感を与えてくれるので、ランチタイムやディナータイムまでも気を散らさずに働き続けることができたし、体はまだ断食中のように機能した。

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」p130  

断続的ファスティングとは:短時間(6~8時間)のうちに、一日の食事の全てをとること

 

4.2 コーヒーの効果

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で言われているコーヒーの効果は、

  • 効果1
    抗酸化物質が含まれている
  • 効果2
    抗炎症作用がある
  • 効果3
    ポリフェノールが含まれている(善玉菌のエサになります)
  • 効果4
    集中力、記憶力、パフォーマンスを高めることが証明されている
  • 効果5
    脳卒中や糖尿病、アルツハイマー病のリスクを低減させる
  • 効果6
    脂肪減少を促す

 

4.3 MCTオイルの効果

MCTオイルとは、
MCTは、Medium Chain Triglycerideの略で、日本語で中鎖脂肪酸油といいます。中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツなどヤシ科植物に含まれている成分。話題のココナッツオイルには、約60%の中鎖脂肪酸が含まれていて、100%中鎖脂肪酸でできているオイルのことをMCTオイルといいます。

 

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で言われているMCTオイルの効果は、

  • 効果1
    MCTオイルは100%脂肪なので、ただちにこの脂肪をエネルギー源として「ケトーシス」の状態をうみだすことができる。
    (タンパク質や糖質を含まないので、体はタンパク質や糖質の消化に向かわず、MCTオイルを使ってただちにケトーシスの状態へ)
  • 効果2
    前夜に炭水化物を食べても(炭水化物を過度に制限しなくても)、体を「ケトーシス」の状態にしてくれる。
  • 効果3
    抗炎症性がある
  • 効果4
    脂肪は身体に満足感を与えてくれる

 

「ケトーシスとは?」

 人間の体は通常、ブドウ糖をエネルギー源にしています。しかしこのブドウ糖は、なにも食べなければ8時間くらいしかもちません。そのときの代替エネルギーとして、肝臓で中性脂肪を分解し「ケトン体」を作り出します。このケトン体がブドウ糖に代わるエネルギー源として利用されます。
つまり「ケトーシス」とは、体が糖の代わりに脂肪を燃やしてエネルギーにする状態のことです。脳はケトン体をエネルギーとしているときは集中力が増し、さらに持続力もアップします。

 

4.4 ギー(または良質な無塩バター)のメリット

ギーとは、発酵無塩バターから水分やたんぱく質と糖質を取り除いた純水な油のことです。

 

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で言われているギーの効果は、

  • 効果1
    バターには多少含まれている、一部の人には害のある「カゼイン」と「乳糖」がギーには一切含まれていない
  • 効果2
    酪酸塩(短鎖脂肪酸)が豊富で、効果として抗炎症作用や血中コレステロール値と中性脂肪値を下げる、インスリン感受性を高める。善玉菌を増やす。
  • 効果3
    脂溶性ビタミンが入っている
  • 効果4
    抗酸化作用がある
  • 効果5
    グラスフェッド牛から作っていることが多いので良質な脂肪を含んでいる

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「断食」には人間本来の能力を高めて様々なメリットをうけることができるんですが、それを日常的に行うことは大変です。その問題点を解決し、なおかつ効果を高める飲み物として「完全無欠コーヒー」は発明されました。

本書によると、「コーヒー」「MCTオイル」「ギー」のどれも身体に良くて、かつほとんどが脂肪で、糖質やたんぱく質を含まないので断食の状態をも持続できるとのことです。

 

実際僕自身、毎朝食事はとらず、これだけで済ませていますが午前中は空腹感を感じないだけでなく、凄く仕事もはかどってます。まぁ12時くらいになってくるとやっぱりお腹が空いてきますが・・・

ほんとうにおすすめなので、ぜひ試してみてください。

 

 

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