『糖質制限』と『グルテンフリー』を実践中の、とある病院のコメディカル「とってぃ」です。
ここ最近、体重が増えてきました。今まで体重54kg前後をキープしていたのに、少し前に56kgくらいまで体重が2kgもアップしてしまいました。
ご飯やパン、麺類などの炭水化物に手を出してしまったわけではありません。甘いお菓子も当然食べていません。
「なのにどうして太ったんだ?」
1.野菜だから大丈夫だと油断していた・・・
野菜は、『糖質制限』と『グルテンフリー』をしていても比較的安心して食べられます。
それゆえ、「野菜だから大丈夫でしょ」と油断していました・・・( ;´Д`)
そうなんです。私が太ってしまった原因は、野菜の糖質だったんです。
2.野菜だろうと糖質が多ければ絶対に太る
糖質制限中はどうしても甘いものが恋しくなってしまいます。
その結果、もはや糖質制限をする以前では考えられなかったことがおきます。
「にんじんってめっちゃ甘いじゃん!!!」
糖質制限を始めると野菜の甘みがわかってくるようになります。(カッコよくいうと素材の味がわかってきます)
スイーツ脳に支配されていたころでは考えられない事態です。
とはいえ、にんじんは野菜です。それゆえ油断してしまっていました。
「多少にんじんに糖質が多いことは当然しってるけど、一応野菜だからね。まぁしれてるよね」
そういう風にたかをくくっておりました。その結果、甘みもあっておいしいにんじんを、気づいたらほぼ毎日食べていました。
しかし野菜の糖質をなめたらいけません。野菜だろうとなんだろうと糖質が入っていれば必ず太ります。
★ 糖質をとったら太る理由
食事をとって血糖値が上がると、膵臓が素早く血糖値の上昇に反応してインスリンを分泌します。そして分解されてブドウ糖となった糖質の大半は、インスリンの働きによってエネルギーとして利用され、それ以外の少量はグリコーゲンという物質に変えられ、肝臓や筋肉に蓄えられます。こうしてインスリンによって食後に増えた血糖は速やかに処理され、一定の値に保たれているのです。
ところが、グリコーゲンとして蓄えきれなかったもの、つまり過剰に摂取した糖質は、血糖値を下げようとするインスリンの働きによって脂肪細胞などにどんどん蓄えられます。こうして蓄えられた脂肪が蓄積して、やがて肥満となってしまいます。これがとりすぎた糖質が脂肪となり、太ってしまうメカニズムです。
引用:スキンケア大学
このように糖質こそが肥満の元凶だということは、私も重々承知していました。
それにもかかわらず失敗してしまった原因は、野菜だと侮っていたからです。
もう一度いいますが野菜の糖質をなめてはいけません。
3.たしかに体調も万全とはいえなかった
たしかに体調も万全とはいいがたかったです。
厳格に糖質制限していたころは、身体もスリムで頭も冴えてスッキリし、一日中最高の気分で過ごせていました。
しかし、にんじんを毎日食べ始めてから頭に靄がかかったような・・・。頭が冴えるというような感覚もなく、寝起きも少し悪くなっていたので睡眠の質も悪くなってたり。
けっして万全の体調とはいえていませんでした。
それにもかかわらずそこまで気にする必要もないとおもっていました。まぁ気分とか天気とかそういう時期もあるよねってな感じです。
一方で体重は確実に増えていました。(54kg⇒57kg近くまで!)
とくに筋トレなどもしていなかったので、これはもしやリバウンドでは!と一瞬思いました。
でも実際はそうではありませんでした。
しっかり野菜からの糖質をへらせば、元の体重(54kg)まですぐにストンと3、4日で落ちました。
4.糖質制限ができているかどうかは、体重を測ればすぐわかる
今回のことからわかったことは、日々の体調の変化というのはなんとなく見過ごされやすいということです。
その時の気分であったり、体内のバイオリズム、睡眠時間、食事内容、それこそ天気が悪いといったことまで、身体はいろんな要素の影響を受けています。
このように体調の不調は原因がはっきりとしにくいので、なんとなく流してしまいがちです。
原因がわかれば対処のしようもあるんですが。
肝心の糖質制限は、自分自身問題なく行えていたと勘違いしていました。
しかしこまめに体重を測定していたことで、体重の細かい変化に気づき、すぐに食事内容が悪い(野菜の糖質が多くなっていた)ということに気づけました。
体重というのは、食事から摂る糖質量と強く結びついています。
つまり、食事から糖質を増やせば太るし、逆に減らせば痩せます。
毎日体重を測ることは、きちんと糖質制限を行えているかどうかのチェックになります。
『体重測定を日々の日課にすること』は、自分の体調管理の一つとして取り入れてもいいとおもいます。
この記事でいいたいことはこれだけです。
まとめ
野菜の糖質を甘くみてはいけません。調子に乗って野菜炒めににんじん一本ぶちこめば、10グラムの糖質を同時に摂ってしまっていることになります。
他にもカボチャやジャガイモなんかもいれたりしてるうちに糖質量は跳ね上がってしまって、太るだけではなく、日々の調子も悪くなってしまいます。
しかし毎日の体重測定を行っていれば、太ったかどうかすぐに分かるので、昨日やおとといの食事を思い出して、原因をかんたんに特定することができます。
ぜひ毎日の体重測定を日課にして、よりよい糖質制限ライフ、健康ライフを送りましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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