【実体験】こんにゃくに含まれるグルコマンナンは便秘に効果がある食べ物です

便秘に悩む人「野菜とかヨーグルトを意識して食べるようにしてるけど、全然便秘が改善されなくてつらい・・・なにかいい方法はないだろうか?」

 

 

本記事では、僕が実際に便秘改善に効果があった食べ物を紹介します。

本記事の内容
  • 便秘改善には、こんにゃくがおすすめです
  • グルコマンナンの体内効果
  • 肉食でも便が固くなって便秘になることはありません
以前までの僕は、体質的になのかどうかはわかりませんが、慢性的に便秘がちで、長いと1週間近くまったくでないこともありました。

便秘が続くと、お腹も張ってきてつらいですし、調子も悪くなる。ニキビとかもできやすくなるし・・・正直最悪な状態です。

頑張ってたくさん野菜とかヨーグルトを食べてたりしてましたが、たいした効果はなく、便秘というのは大きな悩みの一つでした。しかし、こんにゃくを食べるようになってから便秘が大幅に改善され、最低でも2日に1回はでるようになりました。

そこで今回は、どうしてこんにゃくが便秘改善に効果があるのかを解説したいと思います。

1.こんにゃくに含まれるグルコマンナンには便秘改善に効果があります

今まで、便秘改善のためにいろいろな食べ物を食べてきましたが、もっとも効果があったのは「こんにゃく」です。


過去に試したけどたいして効果がなかった食べもの
  • 野菜 → もちろん食べたほうがいいが、劇的な効果はなかった
  • ヨーグルト → たいして効果なし
  • 牛乳 → 出るにはでるが、腹を下しがちになる(ようするに下痢っぽくなる)
  • 漬け物、納豆 → 劇的な効果はなし
  • 肉を食事から減らす → 効果はあったが、肉を食べないと元気がでない
いろいろ試しましたが、効果があったりなかったり、正直どれもイマイチでした。そんな中、こんにゃくはとくに便秘解消に効果的な食べ物でした。

1-1.グルコマンナンは食物繊維の一種です

グルコマンナンとは、グルコース(単糖の一種)とマンノース(単糖の一種)で構成されている食物繊維のことです。

補足
グルコマンナンは、グルコースとマンノースがおよそ2:3の割合で多数くっついた直鎖上の構造をしています。

こんにゃくの主成分として有名なので、別名「こんにゃくマンナン」とも呼ばれています。

1-2.食物繊維には、大きく分けて2種類あります

グルコマンナンは食物繊維なんですが、食物繊維には大きく分けて2種類あります。

食物繊維の種類
  1. 水溶性食物繊維:水に溶ける食物繊維です。
  2. 不溶性食物繊維:水に溶けず、水分を吸収して便のカサを増します。
一般的に、水溶性食物繊維は便を柔らかくし、不溶性食物繊維は便の量を増やします。

グルコマンナンそのものは、水溶性食物繊維です。

ただし、こんにゃくに含まれるグルコマンナンは水溶性食物繊維ではありません。

グルコマンナンは、本来は水溶性の食物繊維なんですが、こんにゃくの製造過程において凝固剤(水酸化カルシウム)で固めることにより、水溶性食物繊維ではなくなります。かといって不溶性食物繊維の特徴をもつかというとそんなことはなく、どういった効果があるのかはっきりしていません。一説には、グルコマンナンが不溶性食物繊維になるため、グルコマンナン本来の健康効果はほとんど期待できないともいわれています。

とくに便秘に効果のある食物繊維は、一般的に不溶性食物繊維のほうだといわれています。

そのメカニズムとしては、水を数倍~数十倍も吸収し、腸内で膨れ上がった不溶性食物繊維は、腸の壁を刺激して腸の活動を活発化し、また便のカサを増やすことで便自体を柔らかくしてスムーズな排便を可能にするためです。

1-3.こんにゃくのグルコナンマンは便を柔らかくしたり、カサ増しによって便秘を改善します

グルコマンナンの特徴はいかのとおりです。

グルコマンナンの特徴
  • 特徴①:保水性が高い(成分と水分をしっかり吸着させる)
  • 特徴②:粘性が高い
  • 特徴③:水を吸収すると膨張し、ドロドロになる
  • 特徴④:ゲル化する特徴をもっているため、水分・油分・個体などいろんなものとくっつきやすい

グルコマンナンには高い保水性(こんにゃくの95%以上は水分)があるので、便が柔らかくなったり、消化されないので便のカサになって腸壁を刺激して排便を促しています。

2.グルコマンナンの体内効果

グルコマンナンの体内効果を以下にまとめました。

効果説明
①解毒作用胃腸で消化されず、そのまま大腸に進むので、胃腸にこびりついた有害物質を吸収して体外に排出します。
②糖尿病の予防血糖値の吸収を抑えます。
③美肌腸内の有害物質を吸収し、腸内環境を良くします。
④便秘改善
  1. 腸の中で水分をしっかり吸収し、便を柔らかくします。
  2. 消化されないので腸をそのまま通過し、腸を刺激して便通を促します。
⑤ダイエットカロリーはほとんどありません。料理の量を増やし、よくかむことで満腹感を感じることができます。
補足
グルコマンナンは、人間の消化酵素で消化されないので、その形を保持した状態で胃と小腸を通過し、大腸に達します。そのため、大腸で腸内細菌に栄養を与えたり、また便のカサを増して大腸を刺激するので便通を促します。

腸内環境が整い、さらに便秘の改善に効果があるグルコマンナンは、低カロリー&低糖質なので食べても太ることはなく、健康を意識する人なら食べて損なことはありません。

3.【実体験】肉を食べすぎても便秘にならない

僕の場合、肉を食べ過ぎると必ず便秘になります。

汚いはなしになりますが、肉の食べすぎによって便が固くなってしまい、かなりひどい便秘状態になってしまいます。

なので、肉を控えればいいんですが、そもそも肉が大好きですし、それ以上に肉を食べないと元気が出ないので、肉を食べないということはしたくはありません。

しかし、こんにゃくを食べるようになって、便秘が一気に解消しました。

理由としては、グルコマンナンの高い保水性(こんにゃくの95%以上は水分)によって、便が柔らかくなったり、消化されないので便のカサになって腸壁を刺激して排便を促しているからだと思います。

4.まとめ

便秘で悩んでいる人も多いと思います。実際僕も長いあいだ悩んでいまして、いろいろ世間一般でいわれているような便秘解消方法を試しましたが、あまり効果はありませんでした。

そんなときふと、低カロリー&糖質ほぼなしで、ダイエットに向いてると思ってこんにゃくを食べ始めたら、便秘が治ってることに気づきました。

こんにゃくを食べるのを辞めると、また便秘が再燃してくるので効果はあると思います。

便秘に悩んでいる人はぜひ試してみてください。

それでは今回は以上です。

こんにゃく芋の糖質量や栄養成分なんかについてまとめてみた 

2018年5月10日