こんにちは、現役医療従事者のとってぃです。
グルテンは添加物としてとても優秀で、食品の滑らかさや、ソースの粘性、加工肉の接着剤なんかに使われています。
しかし、グルテンが入っている添加物は名前だけをみてもわかりません。
商品裏の原材料表記をみても小麦や大麦の文字はなく。
例えば原材料の欄に「加水分解物」としか書かれていない場合があります。また商品に小麦アレルギーの表示をする義務がなかったりもします。
そこで今回はグルテンが入っている添加物を紹介したいとおもいます。
「そこまで完璧にグルテンフリーにしなくても・・・」と思うかもしれません。
たしかにセリアック病や重度の小麦アレルギーでなければ、そこまで気にする必要はないかもしれません。しかし健康を意識するのであれば、「添加物はそもそも身体によくない」という意識をもって、グルテン含有にかかわらず排除しておくのが、僕は個人的にはいいと思います。
グルテンが含まれている可能性のある添加物一覧
添加物名称 | 原料 | 使用目的 | 含まれる食品の例 |
---|---|---|---|
アミノペプチド複合体 | 小麦由来のものがある | ||
安定剤 | 小麦由来のものがある | 粘性を高める | |
カラスムギ | オート麦から採取した成分 | ||
玄米シロップ | 大麦を使用 | 穀物甘味料 | |
カラメル色素 | 茶色の着色料 | コーラ、プリン、カレーのルー、 | |
シクロデキストリン | 小麦由来のものがある | 環状構造の多糖類 | |
デキストリン | 小麦由来のものがある | 多糖類 | |
穀物発酵エキス | 小麦を使用 | 生の食品(野菜、果物、肉、魚)や発酵食品 | |
オオムギ | 大麦を使用 | 発酵食品、麺類、パン、お菓子など | |
加水分解物 | 小麦由来のものがある | 味を引き立てる | 様々 |
加水分解麦芽エキス | 大麦を使用 | ビール、パン、お菓子など | |
植物性タンパク加水分解物 | 小麦由来のものがある | 味を引き立てる | 様々 |
麦芽デキストリン | 大麦を使用 | ||
加工でんぷん | 小麦由来のものがある | 様々 | |
増粘剤 | 小麦由来のものがある | ||
増粘安定剤 | 小麦由来のものがある | ||
天然香料 | 麦芽由来(大麦)のものがある | 香りや味をつけたり消したりする | |
ライ麦 | ライ麦使用 | ||
トコフェロール/ビタミンE | 小麦由来のものがある | 酸化防止 | |
植物性タンパク | 小麦由来のものがある | かさ増し | 米粉パン、ねりもの、加工肉 |
酵母エキス | ビール由来(原料:大麦) | うまみを出す | 様々 |
ざっと調べただけでこれだけのグルテン含有の可能性のある添加物がありました。
空白の部分については今後分かり次第随時更新していきます。すみません(;´Д`)
もちろんこれ以外にもグルテン含有の添加物はおそらくまだあると思います。それについても今後随時更新していきます。
しかし今回調べてみて分かったんですが、
最終的に僕がこの記事で言いたいことはグルテン含有にかかわらず添加物は避けたほうが絶対いいということです。
添加物の製造方法には、「溶解・抽出、濾過、加熱濃縮、粉末化、溶剤添加」などなどいろんな工程を経てつくられているケースがあります。
その過程で、自然由来のたんぱく質が変性したり破壊されてしまったりと、非自然的なものへと変わっていることが推測されます。
そしてグルテンたんぱく質に限らず、人体はありとあらゆるたんぱく質に対してアレルギー反応を起こす可能性があります。
さらに、こういった科学技術を駆使してつくられた添加物は、アレルギーのリスクが非常に高いです。
ですからグルテンフリーだけでなく、添加物フリーも目指したいところです。僕もまだ完璧にはまだできてないですけど。
いかがたっだでしょう。
添加物の名前はひたすら暗記しかないですが、そもそも添加物が入っている食品は食べないようにすることが大事です。
「覚えるのが面倒」ってひとは、全ての添加物を極力カットすることでグルテン摂取のリスクを大きく下げることができます。
ちなみに僕の場合はそうしています。
添加物じだい有害だという認識を強く持つ必要があります。
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