食事を変えて花粉症を撃退したはなし

こんにちは、現役医療従事者のとってぃです。

 

 

ぼくを長年悩ませてきた、ある一つの問題が解決しました。

 

 

 

それは・・・

 

 

『花粉症』です!

 

 

4、5年前くらいから(それまではなかったのに!)、花粉症の症状が出始めました。

 

突然に発症しました。

 

花粉症ってこういう感じで、いきなりデビューも十分にあり得ます。

そのころ、別の県に引っ越しをしたのでその影響かもしれませんが・・・

 

でもとにかく花粉症になってしまったんです!

症状はほんとにつらくて、ティッシュを鼻の穴に突っ込んでいないと鼻水がたれてきて大変な事態になるくらい。ほんとに鼻水の大洪水状態。

 

そのときは、

「なんでこんなに汚い空気を吸ってる周りの人は平気な顔をしていられるの?」

っていう気持ちでした。

ほんとに同じ人間だと思えませんでした。

 

 

花粉症になると空気が毒にみえてくるんです。

みなさんにもぜひ経験していただきたいものです笑

 

 

ほんとに、とめどなく出てくる鼻水は死ぬほどつらいです。夜もろくに眠れません。

体力も消耗しきって、風邪もひいてしまっていたかもしれません。

 

花粉症になったことのない人は、

「どうせ花粉症だろ?鼻水がでてくるだけだろ?」

そう思うかもしれません。

 

しかし、なったことない人につらさは絶対わかりません。

延々と鼻水がでてくるんですもの。

 

そんなぼくにとって朗報です。

死ぬほどつらかった花粉症が、今年はなんとまだきていません!

 

まぁまったく大丈夫かっていうと、そんなことはないんですが・・・(多少鼻水が出ます)

 

でも昔に比べれば全然余裕です。

 

完全に治ったわけではないですけど、確実に症状は軽くなっています。

 

「なにかしたの?」

 

 

「食事を180度変えました」

 

 

今まで外食やスーパーの出来合いものを主食としていたぼくなんですが、三か月くらい前から100%自炊をしてます。

 

それくらいしか心当たりがないので、おそらく食事によって花粉症の症状が和らいだと思います。

 

じゃあなんで食事を変えると、花粉症が治るのかってことを少し考えてみたいと思います。

1.花粉症は免疫反応の異常によっておこっている

そもそも花粉症って、スギやヒノキなどの花粉が原因のアレルギー反応が原因です。

アレルギーとは、本来であれば私たちの身体を守ってくれている免疫反応が過剰に起こった状態のことです。

 

つまりアレルギーとは、私たちの身体を病原体などから守ってくれるはずの免疫反応が過剰になってしまっている状態、だということです。

 

ようするに花粉症の原因は、免疫反応のトラブルなわけです。

2.『腸』が身体の免疫反応をコントロールしている

上記の本より一部引用します。

腸には、約200種100兆個の細菌がいます。全世界には3万種もの腸内細菌がいるとされますが、そのうちどのような細菌が腸にすみつくのかは人によって異なります。指紋が人それぞれ違うように、腸内フローラの組成にも個性があるのです。

その腸内フローラの組成は、生後1年間のうちにほぼ決まってしまうことがわかってきました。乳児期に形成された腸内フローラが、生涯にわたって土台となるのです。

そして、この時期にどのような腸内細菌を獲得できたかによって、アレルギー体質になりやすいか否かが決まってきます。免疫システムを活性化し、活動力を高めさせるのが腸内細菌だからです。

ようするに、どんな腸内細菌が住んでるかによって、アレルギーになりやすいかどうかが決まってしまうということです。

そしてその腸内細菌は、子どものころにほぼ決まってしまいます。

 

「え?子どものころに腸内細菌が決まってしまうんなら、大人になってからはどうしようもないの?」

 

 

実は、大人になってからでも食事によって腸内細菌を変えることができるんです。

3.腸内細菌は食事によって変えることができる

子どものころにできた腸内細菌の組成を土台とし、その中でどの種類の腸内細菌をふやすかは、食べものによって変えることができます。

私たちは日々、乳児期に形成された腸内フローラの組成を土台にして、細菌の数を変動させています。何を食べるかによって、どの種類の細菌が増えるかが違ってくるからです。つまり、組成は変えられないけれども、食事で腸にいる菌の数の変動は起こせる、ということです。私たちがものを食べると、それを好物とする細菌が増えるのです。

引用:隠れ病は「腸もれ」を疑え! – あなたを不調から救う、「腸もれ症候群」80の基礎知識 – (ワニブックスPLUS新書) 

つまり、子どものころにできた腸内環境があんまりよくなくても、食事を変えることで十分取り戻すことはできるんだ、ということです。

4.じゃあどんな食事をすれば腸内環境を良くして、アレルギー体質を改善できるの?

高食物繊維・低脂肪・低糖質の食事は、善玉菌やヤセ菌の好物で、それらの細菌の繁殖を助けます。私たちの免疫力は善玉菌が優勢のときに強化されます。反対に、低食物繊維・高脂肪・高糖質のものは悪玉菌やデブ菌の大好物で、それらの過剰な繁殖を助けます。そして、悪玉菌優勢の腸になってしまうと、免疫力は著しく低下します。

抜粋:隠れ病は「腸もれ」を疑え! – あなたを不調から救う、「腸もれ症候群」80の基礎知識 – (ワニブックスPLUS新書)

たしかに、肉を大量に食べたあとは便秘になりがちだったり、おならが臭くなったりしますよね。(おならが臭いのは悪玉菌が増えている証拠!)

まとめ

花粉症などのアレルギーは、腸内環境が良くないことが原因の一つとしてあります。

そしてこの腸内環境の組成は、残念ながら子どものころに決まってしまいます。

しかし大人になってからでも食事を変えることで、腸内細菌の数のバランスを変えることができます。

そのためには、とにかく野菜をたくさん食べることです。そして脂っこいものや糖質の多いものはできるだけ控えることです。

ぼくの場合、食事を180度変えることで、花粉症の症状がほとんどなくなりました。

そのぼくの食事内容はというと、野菜をめちゃくちゃ多く食べていました。

全体の食事の中で、野菜が8割くらい占めてます。

魚や肉は控えめにして、糖質量の多いご飯やパンは一切食べないようにしてました。

これが正解かどうかはわかりません。もちろん個人差もあります。

一例としてぜひ参考にしてみてください。

追記(2018/10/30)

最近、腸内細菌サプリに挑戦してみたところ、慢性的な便秘体質だったのが、毎日快便という驚異的な状況になってしまいました。詳細は下記の記事をごらんください。

便秘解消に効果あり。「PROBIOTIC-3」というサプリが凄かった件について

2018年10月3日

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