[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”totthi.jpg” name=”とってぃ”] こんにちは、"まだ"現役医療従事者のとってぃです。[/speech_bubble]
つい先日の記事「27歳、病院を退職することを決断。そして友達の家に居候してニートの道に」で、いま働いている病院を退職するということを発表しました。
この記事を読んでもらうと分かるんですが辞めた後、どうするのかということについてはある程度考えたんですけど、具体的なプランはまだ全然ありません。
実際に今の病院や上司に退職を伝えていませんし、どういった手続きが必要なのか、退職日とか有給消化のこととか一切知らない、という状況です(おいおい大丈夫かよ、っていう指摘はごもっともです)。
ということで、今回は、あくまで"僕のための"病院を辞めるまでの具体的な計画・手順書のようなものを作っていきたいと思います。
なので、もっとしっかりとした退職の計画・手順を知りたい!という人は、別のサイトに丁寧に書かれていますのでそちらを参考にしてください。
あくまで僕の場合はこういう感じで退職します、という一例 として読んでいただければなと思います。
目次
1.退職意志の表示と退職届もしくは退職願の提出
まず最初に当たり前ですが、直属の上司に直接口頭で会社を辞めます、ということを伝えなければいけません(これを退職意志の表示といいます)
その後、もしくはその時に同時に退職願をその上司に提出します。
1.1.退職届と退職願の書式

出典:転職 Hacks
一般的な書式としてはこんな感じです。ただ会社側でテンプレがある可能性もあるので、そのときはそちらにしたがいましょう。
- 退職届と退職願の2種類の違い
「退職願」は、労働契約の解約を願い出るものです。会社の退職を申し込み、承諾がなされてから初めて退職となるため、提出した時点では退職となりません。相手が承諾するまでは撤回することができます。
一方、「退職届」は会社への明確な意思表示となり、受理された時点で退職となります。こちらは撤回することができません。(後略)
退職日記入欄は、あらかじめ会社や上司と交渉して決まっていればその日を書きます。
会社や上司と退職交渉する前に提出する場合は、退職願のほうを提出し、提出した日付を書きます。
僕の場合、上司にまだ退職の意志を伝えていないので当然退職日もなにも決まっていません。
上司に退職意志を伝えて、その場ですぐに書面(退職届か退職願)も出そうと思っています。
そのため、退職届ではなくて退職願のほうを提出して、退職日の記入欄には提出日の日付を書くということになります。
※注意:退職交渉の前に退職届を出すと、会社側から一方的だと思われてトラブルのもとになるので気を付けましょう(退職願を出す場合でも、事前に上司に相談してからのほうがマナー的にはいいようです。しかし僕の場合はめんどくさいので一緒にやります)
✔ ここまででやることの流れ
|
2.退職日はいつにするのかを決める
2.1.有給休暇について
有給休暇の権利に関して『労働基準法39条』に明記されており、同じ条文にこれを制限できる場合も明確に定められています。そのため、時季変更権が行使できるような特別な理由がない限りは、有給休暇を取得することができます。
引用:労働問題弁護士ナビ
また、
なお、退職時の有給消化では会社がわの時季変更権を行使することができないため、引き継ぎの要否・有無にかかわらず労働者は必ず有給休暇を取得できると覚えておきましょう。
引用:労働問題弁護士ナビ
とのことだそうですが、前に辞めた先輩は有給を半分ほど残して辞めていきました。しかし僕は、有給は全部使い切る方向で上司と強気で相談していこうと思います!
有給に関してはうまい具合に上司に言いくるめられるかもしれませんが、労働者の権利としてしっかりと主張していきたいと思います。
もし有給を取らせないといったことを言われたら、職場の労働組合や都道府県に設置されている労働局や労働基準監督署に相談すれば対応してくれるようです。
退職日の設定は、有給をすべて消化できることを前提として、上司としっかり交渉していくことが大切です。
2.2.会社の就業規則を確認
基本的に就業規則内に、『退職を希望する1カ月以上前に申し出ること』などと記載されています。この記載がない場合は、民法上2週間前に退職を申し出ることで退職が可能です。
ちなみに退職するまでの日数は、休日と有給を含みます。
ですから、会社の就業規則に、『退職を希望する1カ月以上前に申し出ること』と記載されている場合、有給の残り日数次第では、1日も出勤せずに退職することも可能です。
もし上司から今は忙しいからもう少し退職日を伸ばしてくれと頼まれても、会社を辞める権限は本人にあります。
当たり前ですが上司がなんといおうと、確実に仕事は辞めることができます。
3.退職日が決まったあと
3.1.業務の引継ぎを行う
引き継ぎをしっかり行わないと次の会社で悪評が立つ恐れがあります。また辞め際が悪いと、前の会社でお世話になった人との繋がりが切れてしまい、人脈を失うことになります。
引用:転職ノウハウ.com
僕の場合まだ3年目なので、そこまで引き継ぐことは多くありません。
4.退職日にすること
4.1.病院から支給されたものをすべて返却
- 病院に返却するものリスト
健康保険証 |
社員証 |
制服 |
4.2.病院から受け取るもの
- 病院から受け取るものリスト
補足 | 今後の用途 | |
---|---|---|
年金手帳 | 会社が保管している場合のみ受け取る | |
雇用保険被保険証 | 会社が保管している場合のみ受け取る | 雇用保険の手続きの際に必要になる。次の会社でも保険に加入する場合は必要 |
健康保険被保険者資格喪失証明書 | 在籍中に加入していた健康保険を脱退することを証明するもの | 退職後に、国民健康保険に加入する場合に必要 |
退職証明書 | 会社に在籍していたことを示す証拠 | 退職後に家族の扶養となる場合に必要 |
離職票 | 退職日の前後10日の受け取りとなる | 失業手当を受け取る場合に必要 |
源泉徴収票 | 退職後郵送などで送られることが多い | 退職した年の確定申告で必要 |
まとめ
この記事を書いてるのが2018年4月16日です。
そして、僕が実際に職場の上司に退職の意志を伝えて退職願を提出しようと思っている予定日は2018年4月の23日です。
まだ就業規則を確認していないのでなんともいえませんが、おそらく退職日の一カ月程度前に申し出れば、辞めることができると思います。
極端なはなし、僕の有給はたっぷり余っているので、5月末を退職日に設定して、ほとんど出勤せずに辞めることも、法律上は可能です。
しかし現実的にはそんな一方的な辞め方は病院に迷惑をかけるだけでなく、今までお世話になった職場の人たちにも迷惑をかけることになります。
なので、退職日に関してはしっかりと上司と話し合ったうえで決めていこうと思います。
僕としては、最終出勤日を6月末にして、7月以降は有給休暇をあてることができればベストかなと思っています。そうすると夏のボーナスもしっかり受け取ることができるので!
そういうことで今回は、あくまで個人的な僕が病院を退職するまでの手順・計画でした。
随時、退職までのこと、感じたことなどをブログで更新していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す