とってぃです。現役医療従事者です。
昨日、長いこと心のうちに隠していた仕事を辞めたいという気持ちを上司に伝えました。
その日にツイートした内容がこちら。
本日、上司に辞めるということを伝えてきた。
とりあえず穏やかな感じで話は進みそう。
今まで言えていなかった退職という気持ちを伝えられてスッキリしてる。— とってぃ/現役医療従事者兼ブロガー (@totthi1991) April 26, 2018
上司に辞めると伝えられてよかった。
別に今の職場でいじめがあるとかそういうのでは一切ないけど、ここでは働きたくないという自分の気持ちに嘘をついたまま働くのは辛い。— とってぃ/現役医療従事者兼ブロガー (@totthi1991) April 26, 2018
退職を伝えた後の感想。めちゃくちゃスッキリしました。
やっぱり本音を隠し続けてるのって結構ストレスになるんだなと分かりました。
気持ちを暴露したことでスッキリ爽快。仮に上司や同僚から嫌われてしまってもそんなの関係ないとさえ今は思っています。
どうしてそこまで?
それは本当にやりたいことをみつけたからです。
そんな僕の半年前の状況はというと、仕事辞めたい!この気持ちだけがありました。
きっかけは海外の香港・マカオ旅行でした。この旅行はめちゃくちゃエキサイティングで、身の危険を感じることもあったんですが、世界はこんなに面白いんだと知ることができました。
まさに「百聞は一見にしかず」という名言を身をもって体感いたしました(名言ってやっぱりすごい!)。この記事を読んでるみなさん!海外に行ったことない人はぜひいますぐに行ってください!!最低でも三泊くらいはしてきてください。
帰国してからの僕は、どうして今の病院で、世界からみるとちっぽけな病院で(一応地域の基幹病院です)、あれこれ小さなことで悩んで、向いてない仕事を我慢してやってるんだろう・・・
香港・マカオ旅行がきっかけとなり、半年くらい前から仕事を辞めたいと思っていたんですが、しかしそのときの僕は
- 別にやりたいことがあるわけでもない
- いじめがあるわけでもない(個人的に不快に感じることはあったが、いじめという程ではない)
- 残業はほぼなし
- パワハラがあるわけでもない
- 上司はわりと常識人
- 自分でいうのも変ですが、一応愛されキャラなので真面目にコツコツやっていれば仕事(主に人間関係)はなんとかなる
海外の面白さに感動してもっと面白い世界に飛び込みたい。そのためには今の仕事は辞めるしかない。でもどうしても辞めたいという強い気持ちはない。
そのため、このままではダメだなと思いつつもズルズルと今の病院で働いていました。
ただ、この仕事は自分には向いていないなという気持ちだけは強くありました。
そんな僕が辞めよう!という強い決意と行動に変わった理由は、やりたいこと、面白いと思えることをようやくみつけたからです。
この、やりたいこと、面白いと思えることをみつけることができたのは幸運でした。仕事を辞めるという大きなストレスがかかっている今、それは大きな心の支えにもなっています。
もし退職後もとくになにも考えてなくて、ただ今の仕事が嫌だからという理由だけだったら、将来のことが不安過ぎて気が気じゃなかったと思います。
僕がやりたいことを見つけた方法
僕は香港・マカオ旅行をきっかけに、今の仕事を本気で辞めるための理由を徹底的に考えました。
そうすることで、自分の弱点と強みがみえてきました。
例えば、今の仕事は広い1フロアで何十人ものスタッフがせわしなく動き回っています。そんな中、スタッフ同士お互いにテキパキと協力し合いながら働いています。
僕にとってはこれがないよりの苦痛です。
- そもそもテキパキとこなせるタイプじゃないんです
- 大人数の中にいるだけで疲れてしまうタイプなんです
満員電車って乗るだけでめちゃくちゃ疲れるじゃないですか?あれとおんなじです。疲労がたまってるときに電車に乗ると吐き気すらします。
それくら多くの人の気配というのは僕に対して強いプレッシャーを与えてきます。
職場では、なにもしなくてもただそこにいるだけで、満員電車に乗るよりも疲れてしまいます。
だって電車に乗ってる人は赤の他人ですけど、職場の人たちは知ってる人ですから。
何倍も気を使ってしまい疲れてしまいます。
そのときに具体的に現れる症状
- 集中力低下(仕事がめちゃくちゃ非効率になる)
- 人とうまく話せない(周りに人が多いと集中できず、挙動不審に)
- 疲れる(夕方くらいになると呂律が回らなくなるくらい疲れます)
しかしこんなダメな僕でも、一対一のときだとしっかり集中して人とコミュニケーションをとることができました。
つまり、一人あるいは少数の人とだけで一緒に仕事ができれば、僕にとって最高なわけです。
普通の人よりも不利な環境でがんばったところで、そこで活躍することは難しいですよね?そのうえ、日々大きなストレスもかかっているので自分自身がどんどん消耗していきます。
そして自分の弱点の逆(一人や少数の人といるほうが好き)は、自分の得意なことだったりする可能性が高いです。
そんな風に仕事を辞める理由を考えはじめるきっかけにして徹底的に考え抜きました。それから得たさまざまな結論(僕の強み)を組み合わせた結果、本気で取り組みたいと思うことをようやくみつけることができました。
やりたいことを見つけることができたので、仕事を辞めるということに対し、一切不安はありません(といったらウソにはなるんですが・・・)
ちなみに仕事を辞めるのが7月の中旬あたりを予定しています。だから2ヵ月くらいは出勤しなければいけません。正直つらいです。しかしこのやりたいことがあるという希望は、強い心の支えになっています。
まとめると、普通の人よりも劣っているということは、逆にとがっている面も必ずみつけられるんだということです。
普通の人よりもダメな自分は、ある意味でチャンスなわけです。普通の人では考えない、普通の人と違った視点で物事をみることができるわけですから。
とにかく徹底的に自分で考えることが大事だと思います。
今回は以上です。
すみません。たいして中身のない記事になってしまいましたが、もし僕と同じような境遇の人に対して、一歩踏み出すための背中を少しでも押すことができたなら幸いだと思います。
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