なぜ、あなたは甘いものやご飯を食べ過ぎてしまうのか。その原因を僕なりに考察してみた。

こんにちは、現役医療従事者のとってぃです。

 

甘いものやご飯を食べ過ぎてしまって後悔してしまったことってありますよね?

僕もしょっちゅうあります。

 

「食べ過ぎは健康に良くない」「肥満になると生活習慣病のリスクが上がる」

こんなことはもはや一般常識です。

 

それにもかかわらず、どうしても食べ過ぎてしまうのか・・・

僕は思いました。

「どうやら個人の意思や気合ではどうにもならない巨大な力を感じる」

 

 

1.人類の歴史を1年間に例えたとすると、ここ30年くらいの暮らしはたったの10分間!?

およそ500万年前に、アフリカ大陸で人類と類人猿が共通の祖先から分かれたといわれています。

 

なので人類の歴史を500万年とし、これを仮に1年間に例えるとします。

人類が誕生した日を1月1日の午前0時0分とすると、

ここ30年くらいの今のように便利なものや食べものにあふれた暮らしは、いつくらいから始まったと思いますか?

 

11月?それとも12月だと思いますか?

 

残念ながら両方とも間違いです。

 

 

答えは大晦日の12月31日。それも午後11時50分のなんと年越しわずか10分前!

 

つまり人類はここ30年くらいの便利な暮らしをたったの10分間しか経験していないってことです。

 

2.基本的に私たちの身体は、原始時代の生活に適合している

なにがいいたいのかというと、基本的に私たちの身体は、原始時代の生活に適合しているということです。

 

私たちが当たり前だと思っている暮らしは、遺伝子的にみるとまったく当たり前じゃなかった。

 

遺伝的には完全に原始人なわけです。

 

だから普通に生活しているだけで、生活習慣病になってしまうんです。

 

3.そもそも「生活習慣病」っておかしいと思いませんか?

そもそも生活習慣病って、普通に生活してたら病気になったってことですよね?

 

それってちょっとおかしくないですか?

 

普通にスーパーやコンビニで売られているお弁当やお菓子が病気の原因になるってことです。

 

つまり現代社会は、私たちの身体に合わない食べものを、あたかもそれが普通であるかのように売っているということです。

 

4.炭水化物がメインの現代の食生活

さらに、スーパーやコンビニの食品たちをよくみてもらうと分かるんですが、ほとんどが炭水化物です。

 

弁当や丼ものにはお米が入っていますし、パンや麺類も原料は炭水化物の小麦です。

お菓子のポテトチップスやクッキーも、炭水化物のポテトや小麦が使われていますよね?

 

彦摩呂風に言わせると、「炭水化物の玉手箱やぁ」状態です。

 

「米は昔から日本人がずっと食べてきてるから大丈夫でしょ」

 

そういう反論をしてきたあなた。

 

想定内です。

 

5.農耕により穀物の栽培が始まったのは1万年ほど前から

人類が誕生してから500万年くらいです。

人類が農耕により穀物(一番最初は小麦)の栽培を始めたのは1万年ほど前から。そしてそれが定着したのはほんの数千年まえ。

 

つまり、人類が穀物をたくさん食べ始めるようになったのは、つい最近ってことです。

計算すると、数千年/500万年 = 0.1% 

 

ようするに、人類が炭水化物をたくさん食べ始めるようになったのは人類史500万年のうち、たった0.1%の期間です。

「日本人の心、それはお米」なんていってるばあいじゃないです。

スケールが違うのです。

 

6.穀物の栽培を始める以前の人類の食事

穀物を栽培する以前の人類は、採集と狩猟が基本。

木の実、魚、果物、野草、動物、昆虫といったものが中心でした。こうした食べものの中にはそれほど糖質は含まれていませんでした。

 

果物には糖質の多いイメージがあります。しかし当時の果物は今のものに比べると糖質はかなり少なかったです。

また果物は、食べられる季節が限られていて非常に貴重なものでした。

 

つまり果物に含まれる糖質は、エネルギーを蓄えるまたとないチャンスだったのです。

そのため私たちの身体は糖質をとるとインスリンを大量に分泌して、それを体脂肪として蓄えようとするのです。

 

このように糖質をとる機会はめったにあるものではなく、本来は日常的に起こることではありませんでした。

 

しかし現代は違います。

 

私たちの主食は、ご飯やパンなどの炭水化物です。

 

7.つまり現代は、遺伝的に私たちの身体に合わない食べ方を、あたかもそれが普通であるかのように行っている

現代において当たり前のように食べているご飯、パンや麺類。

果物やお菓子、デザートなどの炭水化物は、大昔の人類にとってそれはめったに口にできるものではありませんでした。

 

一方原始時代において、採集と狩猟がほとんどでした。

穀物の栽培は人類史においては比較的最近のことで、採集中に野生の果物に出会うチャンスは貴重。

だから果物の糖質を脂肪として可能な限り蓄えておくことは生きるために必要なことでした。

逆にいうと脂肪として蓄えることができなかった人は、生き残れなかったのです。

 

つまりは、果物の糖質を美味しいと感じ、たくさん食べて脂肪として蓄えることができる人類がもっとも生き残れたわけです。

 

生き残るために、貴重な糖質を脂肪やエネルギーとして有効活用する必要があったわけです。

毎日毎日、あほみたいに炭水化物を食べることは人類にとって想定外の事態です。

 

つまり遺伝的には身体に合わない食べ方(毎日毎日、あほみたいに炭水化物を食べること)を、現代ではあたかもそれが普通であるかのように思ってやってるだけです。

 

本来の私たちは、わずかな糖質をほんとうに大切にしてました。

可能な限り有効にエネルギーとして使ったり、脂肪として蓄えたりしてたということです。

 

 

このように、ご先祖様から、甘いものが大好きでそれを脂肪として蓄えやすい能力を受け継いだからこそ、私たちはダイエットに失敗しやすかったり、目の前の甘いスイーツの誘惑に負けてしまいやすかったり、肥満が原因でいろんな病気になったりするということです。

 

これが僕なりの、甘いものやご飯を食べ過ぎてしまう原因の考察です。

 

いかがだったでしょうか?

ここまで読んでいただきありがとうございました。

1 個のコメント

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